2018.05.15
私が風船屋さんになるまで【その1】
こんにちは!!
今回のお話は前回の続きから。
風船屋さんをやろうと思った私が、そこからどうしていったかのお話です。
私がそれを思ったのは2014年10月。
今から3年半前くらいかな。
私は仲のいい人に相談(報告?)をしていきました。
まず1番に働いていたお店の社長。
これから年末に入り忘年会シーズンに突入する手前で、
私が働いていたお店も、これからお正月まで駆け抜けようぜ!という頃でした。
そんな最中。
私はその店の社長に
「風船屋さんをやろうと思うから店を辞めようと思う!!」
といきなり話をしました。
立ち上げから店長をしていた私の突然の戦線離脱宣言…。
今思えば社長はきっと、おったまげたと思います。笑
簡単に終わらせられる話では無いので、、
すごくすごく話あった気がします。
きちんと話をした結果、社長から出た言葉は
「面白いところに目をつけたね。
何か困ったことがあれば相談しんちゃい。
ただやるからには本気でやれよ。」
でした…。
どの飲食店も人材不足で
スタッフ確保に四苦八苦しているこのご時世に
その一言を出した社長のものすごい男気に、
とてつもない感謝を感じたのは今でも覚えています。
そこで私の辞める日を3月31日に決めました。
自分の中では4月1日から風船屋さんになるんだ、と
漠然ながらもやる気になっていました。
(まだ風船を結んだこともないのに。爆笑)
次に友達。
専門学校の同級生に月1で女子会をする仲良しなメンバーがいて
定例会時に報告。
「私やりたい事ができて…今の所辞めて風船屋さんはじめようと思うんよね」
という私の言葉に
”女なのに自分でやるなんて大丈夫なん?”
って言われるかと思ったけど
みんなが口を揃えて
「香菜(私のこと)なら出来そう!!夢あっていい仕事じゃん!頑張って!!」
と返ってきました。
これには私も嬉しくて友達っていいなって、ちょっとウルっときました…。
次は親に。
ここまできたらもう完全に応援してもらえるもんだと思い込んでる私は
「車の運転の練習付き合って!私風船屋さんするから!!車運転できないといけないの!」
と、いきなりでした。笑
免許を取ってからペーパードライバーな私は
配達したり移動するのに車が必須だと考えたので
実家の車で練習をさせてもらおうと思ったんです。
これも今でも覚えてます。
父から返ってきた言葉が
「はぁ?運転はいいけど、おまえピエロになるんか?それ、食うていけるんか?」
今考えたら当たり前ですが、初めて応援じゃない言葉を聞いて衝撃でした…笑
「いや、ピエロじゃなくて結婚式とかプレゼントとか…」
と頑張って自分のイメージを伝えるものの、
私の中ですらイメージでしかないものを
人を説得させれるほど信用性のある言葉で伝えられる訳もなく
父も半信半疑で唸るのみ。
その話を聞いていた母から笑いながら出た言葉が
「って言っても香菜はやるんじゃろ?」でした。
…そうなんです。
私、筋金入りの頑固者で。(完全に父譲りなんですけどね。笑)
父もそれをよくよく知っているので、
母の一言を聞いた後、ため息をついて
「父さんいつも家にいる訳じゃないから、車の練習するときは連絡してから来いよ」
と、どこかに行っちゃいました。
それから2週間に1度、
朝までバーで働いて仮眠をとって昼に実家に帰り、
父を恐怖のドライブに連れて行くのが日課になりました。
…親って優しいですよね。笑
今振り返るだけでも
いい職場といい友達、優しい親に囲まれて
私はなんて幸せ者なんだ!!
普段振り返る機会もないのでなんか書いていて楽しくなってきて
ついつい長くなっちゃいました。笑
一旦ここで今回は区切りますね。
次回に続きのお話をします。
今日は父と恐怖のドライブで毎回寄ってた、私の学生時代のバイト先の写真。笑
いいお天気。笑
ここです↓
自家焙煎珈琲館 アシダ画廊
昔ながらの喫茶店。
ここのコーヒーが今でも一番大好き。
では!
今回も読んでくださってありがとうございます!!
*ひつじマークのメリーバルーン・メリィ*